のんびりHAMライフ

アマチュア無線ビギナー局長がのんびりHAMライフを楽しんでいます

eラーニングはオススメです

先日、第三級アマチュア無線技師の試験を受けてきました。

といっても、国家試験ではなくeラーニングの修了試験です。

これが受かれば、晴れて50W出せるようになります。

 

4級の時は国家試験でしたが、今回はeラーニングでの挑戦です。

eラーニング、これはオススメです。

もちろん国家資格なのでちゃんと試験はあります。

ですが、eラーニングの練習問題を真面目にやっていれば、確実に報われます

ココ大事ですね(笑)

試験会場も全国に多数ありますし、どの会場もほぼ毎週のように試験が開催されています。

 

取り急ぎ50Wを出したいわけではありません。
でも、同じ機種を買うなら20Wモデルよりも、50Wモデルを買いたくなるものです。
金額もほとんど変わらないか、同じ機種すらあります。

 

なんてことを考えつつ、今一番欲しい機種は ICOM IC-705 です。
10W機なので4アマでも扱えますけどね。

50W級の固定機は、もうちょっと先の目標に取っておきます。

自宅運用に心強い味方D-STAR

ハンディ機はできることが少ない

所有する無線機がハンディ機のみという、アマチュア無線家の方もいらっしゃると思います。特に無線を始めたばかりの方は、そんな人が多いのではないでしょうか。かくいう私もハンディ機しか持っていません。ということで、運用範囲は必然的に狭くなります。今のところ下記のバンド・モードしか運用しておりません(2021年8月現在)。

  • 144/430MHz FM
  • D-STAR

自宅運用はD-STAR一択

私の場合、ベランダなどにアンテナを設置していませんので、自宅で運用しようと思えば、D-STARのターミナルモードしか選択肢がありません。ターミナルモードとは、無線機をPCやスマホと繋いで、インターネット経由で、全国各地のレピータから電波を出し交信するというものです。つまりこちら側に電波を出す環境がなくても交信できます。大袈裟なアンテナを屋外に設置しなくても、遙か遠方の局と交信チャンスがあるというのは、無線の世界では、ある意味すごいことです。

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D-STAR運用時の様子

空振りも多いD-STAR

そんな素晴らしいD-STARなのですが、現実にはなかなか厳しい面もあります。CQを出しても空振りが多いことです。まぁD-STARに限ったことではありませんが・・・ 私の場合、応答率は1割程度です。曜日や時間帯によっては、もう少しマシかもしれません。

D-STARのCQ出しは少ない?

時々、システムの管理サイト(以下)にて各レピータの運用状況をチェックしています。見ている限り、コールサイン指定の通信が多く、CQ出しは少ないような印象です。

D−STAR運用状況

世に出始めて10年以上経過しているD-STAR。いまだに対応機種が多いとはいえず、まだまだ一般的ではないのかもしれません。しかし、マイナーな技術をメジャーに育てていくのも、私たちユーザです。大切なことなので、これからも積極的に利用しようと思っています。よろしければコールサイン指定(JO3WLG)にてコール下さいね。夜間なら応答可能なことも少なくありませんよ。

交信って何を話すの?

ビギナーHAMに立ちはだかる最初の壁。

それが「交信時に話す内容」です。

だって、何を話すのかわからないと、沈黙が怖くて、交信できないですよね。

でもご安心ください。ちゃんと話すべき内容は決まっています。最低限のやりとりさえできれば、あと何を話すかは自由です。もちろんアマチュア無線業務の範囲でね。では必須の内容をご紹介します。

必須の内容

  1. コールサイン
  2. RSレポート
  3. 運用場所
  4. オペレータ名
  5. カード交換の要否

以上の5点はほぼ必須です。私は毎回話しています。それぞれ確認しましょう。

コールサイン

まずはお互いのコールサインを正確に把握します。聞き取れなかった部分は、聞き直しても全然問題ありません。A(アルファー),B(ブラボー)など、フォネティックコードは必須(調べてね)。ここは慣れが必要なところです。でもたったの26文字。一通り覚えたら、ひたすら実践!が有効です。実際の交信を繰り返すことで、反応速度がメキメキUP!します。

RSレポート

要するにどれだけの通信品質かということです。お互いに伝え合います。R(了解度/5段階)とS(信号強度/9段階)を、たとえば「レポートはファイブナインをお送りします」という感じで、お互いに相手からの電波を判断して伝えます。了解度は、どれだけ明瞭に聞こえたかということで、主観でOK。信号強度は、無線機のSメータなどを見て判断します。とはいえ、これもだいたいでOK。ただし一応は基準があります(調べてね)。参考程度の基準ですが。

運用場所

QTHとも呼ばれます。要するにどこで運用しているかということです。「栃木県宇都宮市羽黒山」という感じで伝えます。電波がどれほど遠くまで到達したか?は、みなさんとっても関心がありますから、ワクワクして聞いていますよ。人によってはJCCナンバーやグリッドロケータなどの情報も一緒に伝えてくれます。要するに場所を数字や記号に置き換えたものです。ちゃんと記録したい人には重要な情報ですから、用意して交信に臨むとよりGOOD。スマホアプリでも調べられますよ。

オペレータ名

必須ではないかも知れませんが、いまのところ、交換しなかったことがありません。「朝日のあ」というように、和文通話表を使って名字を伝えることが多いです。少なくとも自分の名前(名字だけでOK)だけは、和文通話表を使って言えるようにしておくといいでしょう。

カードの交換の要否

いわゆるQSLカードの交換をするか否かというものです。交信したことを証明するカードです。昔は交換が当たり前だったようですが、今はそれほどではないようです。交換は、一般にJARLという団体を経由してお互いに送り合います。ただし年会費が必要なので、最初の1年はとりあえず入ってみて、その後はその時の状況で考えてもいいでしょう。カード交換を楽しみにされている方も一定数いますから。ちなみに、住所を相手に伝えなくても、コールサインさえ分かればJARLがちゃんと届けてくれます。

その他よく話す内容

上記以外のもので、よく話す内容は、無線の設備や通信環境です。使っている無線機やアンテナ、そしてどのようなロケーションでの運用なのかといった情報です。いずれも、通信品質に大きく関わってきますので、できるだけ知らせてあげるといいでしょう。ビギナーはあまり設備に詳しくないので、先輩方の設備を聞いても「???」となってしまうものです。それで全然問題ありません。深くツッコまれることはありませんし「初心者なので・・・」といえば済む程度の話です。

まずは自己紹介

HAM仲間が欲しい

当ブログでは、完全ビギナーの局長(40代・男)が、試行錯誤しつつ、アマチュア無線ライフを楽しむ様子を発信しています。栃木県宇都宮市さくら市周辺でよく運用しています。自宅に交信環境がないため、もっぱら外に出ての移動運用です。「HAM仲間が欲しい」このブログにはそんな狙いがあります。これからHAMを始める方にも、きっと参考になると思います。初心者ならではの視点がいっぱいですよ。

ヒストリー

2010年 第四級アマチュア無線技士 従事者免許取得
2010年 JO3WLG 取得
2015年 JO3WLG 失効
2021年 JO3WLG 復活

2010年の免許を取った当初は、バイク仲間同士の交信がメインであり、いわゆるCQ出しはしてませんでした。その後、バイク趣味から離れると共に、アマチュア無線からも遠ざかり、2015年ついにコールサイン失効。

約6年後の2021年、ひょんなきっかけから、アマチュア無線復活熱が高まり、同じコールサインを復活させました。

マイ無線機

現在のリグ(無線機)は、ICOM ID-52というハンディ機です。復活を機に購入しました。とはいえ、2010年当時のリグも残っています。STANDARD(現 YAESU) VX-7という、こちらもハンディ機。ただしバッテリーに問題があるため、今のところID-52のみ使用。いずれ復活させますよ。

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ICOM ID-52

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STANDARD VX-7

CQは最初が一番たいへん

今回新たにスタートさせたアマチュア無線ライフは、2010年当時と違い、CQ出しをしています。それはそれは大変なハードルでした。なんせ、見知らぬ多くの先輩方が聞いていると思うと、どえらい緊張します。とはいえ1回でもCQ出しをすると、かなりハードルが下がります。最初が一番大変です。勇気を出して一歩を踏み出す!これを繰り返すしかありません。大丈夫です。ほとんどの方は優しい方ですよ。

とりあえず初回の記事はこんな感じで・・・
今後も「ザ・HAMビギナー」的な記事を発信していきますよ。