自宅運用に心強い味方D-STAR
ハンディ機はできることが少ない
所有する無線機がハンディ機のみという、アマチュア無線家の方もいらっしゃると思います。特に無線を始めたばかりの方は、そんな人が多いのではないでしょうか。かくいう私もハンディ機しか持っていません。ということで、運用範囲は必然的に狭くなります。今のところ下記のバンド・モードしか運用しておりません(2021年8月現在)。
- 144/430MHz FM
- D-STAR
自宅運用はD-STAR一択
私の場合、ベランダなどにアンテナを設置していませんので、自宅で運用しようと思えば、D-STARのターミナルモードしか選択肢がありません。ターミナルモードとは、無線機をPCやスマホと繋いで、インターネット経由で、全国各地のレピータから電波を出し交信するというものです。つまりこちら側に電波を出す環境がなくても交信できます。大袈裟なアンテナを屋外に設置しなくても、遙か遠方の局と交信チャンスがあるというのは、無線の世界では、ある意味すごいことです。
空振りも多いD-STAR
そんな素晴らしいD-STARなのですが、現実にはなかなか厳しい面もあります。CQを出しても空振りが多いことです。まぁD-STARに限ったことではありませんが・・・ 私の場合、応答率は1割程度です。曜日や時間帯によっては、もう少しマシかもしれません。
D-STARのCQ出しは少ない?
時々、システムの管理サイト(以下)にて各レピータの運用状況をチェックしています。見ている限り、コールサイン指定の通信が多く、CQ出しは少ないような印象です。
世に出始めて10年以上経過しているD-STAR。いまだに対応機種が多いとはいえず、まだまだ一般的ではないのかもしれません。しかし、マイナーな技術をメジャーに育てていくのも、私たちユーザです。大切なことなので、これからも積極的に利用しようと思っています。よろしければコールサイン指定(JO3WLG)にてコール下さいね。夜間なら応答可能なことも少なくありませんよ。